地球と自然にやさしい循環型農業
元気な里山拡大中
荒れ放題だった山を刈り抜き、枯れてしまった木の元へ、クヌギやコナラを植林して、今では約2000坪の木漏れ日の降り注ぐ元気な山になりました。元気な山は沢山のCO2を吸収してくれます。
山の木々の落ち葉は最良のたい肥になり、間伐ででる木は薪ストーブの燃料となり、原木の椎茸をのほだ木になります。
元気になった山には沢山の動物や鳥達が戻ってきました。りすの親子や鳥達のこえを聞きながらの山仕事、なんとも癒されますね。
ハウス専用薪ストーブ
間伐ででた木を捨てることなく、ハウスの加温には薪ストーブの燃料に利用しています。
薪ストーブは600ℓが2台、400ℓが1台、350ℓが1台、250ℓが一台、50ℓが1台です。400ℓ、350ℓ、250ℓの3台は自分で燃焼効率を考え加工した自作の薪ストーブです。燃焼時間は4時間くらいなので途中で薪を足すようなので、春先一か月ぐらいはハウスに布団を敷いてハウスのなかでお泊まりしています。
間伐材を無駄なく薪として使用することで、加温によって発生するCO2をカーボンニュートラルの考えによって、実質上CO2の排出はゼロにすることができます、現在二つのハウスで薪のみでの加温をしています。
地中熱交換システム
地面からにょきっとでたパイプこれはいったいなんだろう??とお思いでしょう、これは地中熱交換システムのパイプなのです、一定の深さの地中に210mmのパイプを120mほど埋めて地中の熱を利用するのです。地面のなかの温度は年間を通してほぼ同じで、ストーブの熱には及ばないものの霜よけ程度の温度の空気を連続して排出してくれます。また、15w程度のファンで動かすことができエネルギーをあまり使用しないがこのシステムの最大の利点なのです。
エコ住宅の体に優しい暖房としても、この地中熱交換システムを使用してるメーカーさんなんかもありますよ。
太陽熱温水システム
春先の水はとってもつめたいんですよね、当然ぶどうの木ににとってもしびれるほどつめたい、土も温まることができなく、根っこもブルブル…。これでは元気に成長できません。
そこで、太陽の熱を利用してパイプのなかの水をグルグルと循環して3tの水が地面の温度プラス3度の温かい水になったところでぶどうの木にやさしくかん水してあげます。
エコ冷風シャワー
売店の前にミストの霧を発生させて、気化熱冷却で爽やかな風を届けます。
ミストの霧状に水のでる、専用のノズルを使用して、頭上の上から降り注がせることで周りの温度を下げるのです、これこそまさに自然のクーラーですね。