雪のち豪雨のちダム決壊をかけた戦い

今回の豪雪被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。
昨日は流石に満身創痍でブログを更新しないでいたら知り合いの方から心配の電話を沢山頂いてしまいました。
心配して連絡をくれた方々ありがとうございました。<(_ _)>
施設の方も先週の雪のとき以上の自然との闘いではありましたがなんとか死守しました。
先週雪から今回の雪に備えて追加で万全と対策をしていましたが、今回の事態は想定外でした、まだまだ未熟と反省させられるできごとでした。
補強
木の柱でついて補強したり、一部はビニールをはがしたり
補強
雪おろしに備え追加で人数分の雪かきスコップを買いに走り
おとといから降り出した雪は雨交じりで重く湿っていて日中は積もることはなくかったのですが、夜10時過ぎから加温し
ているハウスにもべっとりとまとわりつくように重たい雪が積もりはじめ、加温したハウスの熱で溶けてはいたのですが、4時前に雨に変わる頃には屋根に3センチほど積もってしまいました。
 この程度の積雪で雨にも変わったしとほっと一安心、フィギュアの金の余韻とともに布団へと思ったのですが…
なんか、何故か、なんだかわからなのですが畑がどうしても気になり畑を一回りしてからと寝ようと思い、激しい雨の中向かったのですが、ハウスに入った瞬間なんかおかしい??違和感を感じ10mを超す暴風の中屋根の上へと上がったのですがそこに広がっていた光景はまさに想像を絶する光景で、雨のために一気に屋根の谷の樋に落ちた雪が堰となって長靴より上の高さまで水が…
そこから水を完全含んだとんでもない重い莫大な量の雪を冷たく激しく吹きつける雨風のなかハウスの屋根から下ろす作業をひたすら暗闇の中ライトのあかりをたよりに体中からモクモクと蒸気あげながらひたすら作業にあたりました。
全ての屋根の排水作業が終わったころにはすっかり明るくなった8時ごろになってしまいました。
あのまま寝ていたら本当にやばかったです。
作業を終えて冷え切った体をあたためる為にお風呂に入ったのですが40度のシャワーが熱湯に思えました(苦笑)
風呂からあがってから、どれだけの重さがハウスにかかっていたかざっと計算してみたのですが、凄まじい数字がでてきて途中でやめました。
ちょうどそのころから、関東各地の知り合いの農家からハウス倒壊の連絡が…
なかには、あらかじめ雪対策をして、なおかつ必死に雪おろしをひたすらやったにも関わらず被害を受けてしまった農家さんも…
素晴らしい農家は作物同様に畑も施設も愛しています、こうした災害の時ベストを尽くした農家こそ真っ先に救済されるべきとおもいます、きっとそれが強い農業を育てる真の人材だと私はおもうのでが…
かける言葉のない私に彼が
俺はあきらめない
重い…重い…そして力強い一言
今年の天候は本当に心配です…
ただ、自然の中で生かされ恩恵をうけているのも農業
いかにそのなかでいかにベストをつくせるか
その気持ちを胸に日々がんばっていきたいです。
大水
この時期のこれだけの大水は記憶にありません
道路の左側は川ではなく田んぼ(@_@;)

2014-02-16 | 自然