地震をふりかえって

東日本大震災で被災された皆様、心よりお見舞いを申し上げます。また、被災地に入って日夜救助、復旧復旧作業・支援をつづけている皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。

皆さんから色々とご心配いただきましてありがとうございました。おかげさまで家族皆、怪我無く無事です、畑やハウスも被害なく無事です。
今日であの地震からようやく10日がすぎました、地震直後から1週間ぐらいは、仕事をしていても気持がなかなか定まりませんでしたが、ようやく気持も少しづつ落ち着きはじめました。この間、農家の仲間や友達や海外の友人、岡山の師匠、県外の農家のみなさんなど、たくさんの方に励ましの電話や手紙を頂き、ここが男として、父親として、農家として、踏ん張りどころと気持を盛り上げ日々頑張っております

地震当日は午後から風がやんできたのでハウスの屋根のビニールを張っていました、ちょうど一枚張り終わり屋根から下りた所で、あの地震がおきました、揺れはじまると突然聞いていたラジオが突然途切れ、揺れに合わせて山からは大量の花粉が舞いあがり、すぐに黄色く辺りが霞んでなんとも異様な光景がひろがっていました。
地震の後から、電気と水道が止まってしまいましたが、幸い水は井戸水と沢水が使用できたために、町内の人にも蛇口を解放して自由に使ってもらいました。ハウスの加温も余震があまりにも多く、薪ストーブも2日間は使用できませんでしたが、灯油の買え置きがあり、葉っぱが3~4になっていたぶどうの木も無事でした。

震災にも負けず、頑張り、立ち上がり、今まで以上のおいしいぶどうを作っていきます。

花粉が山から噴き出しところ

花粉が山から噴き出しところ

畑への道にひびが…

畑への道にひびが…

近くの崖が幅100mくらい崩落してしまいました

近くの崖が幅100mくらい崩落してしまいました

2011-03-21 | 春友ぶどう園日記