変化 新品種誕生か?
新たな品種が誕生するには主に2つのパターンがあります、一つは交配して種をまき作りだす方法と、栽培しているぶどうの樹の一部が変化して新たな品種となる枝変わりがあります。
どちらとも新たな品種誕生は宝くじ1等当選よりもはるかに低い確率と言われ程のそれは奇跡の確率なのです。
我が家での品種改良は主に交配よっておこなっています、これは交配する事で変化の幅を大きくして今まで品種よりより良い物をとの思いから交配による品種改良を選択しているのですが、変化の振れ幅を意図的に大きくしているので更に確率は下がりますが、今までないものをと夢を小さな小さなぶどうの種に託して管理と観察を怠ることなく日々努力しています、こうした交配による品種改良と違って枝変わりは栽培しているぶどうのちょっとした変化を見つけその枝からなる実に今までない変化ないかを見極めるといったことになり、交配したり種をまいたりといった作業がいらず普段からどれだけ観察しているかが問われるそんな品種改良なのです、とゆうと枝変わりのの方が簡単?と思いがちですがこれまた自然界では確率はとんでもなく低く、変化の幅も少ないので親を大きく上回る物といった事あまりないのですが・・・・
今朝、昨年から変化を感じていた部分のぶどうを収穫したら
右の色の薄い方がが元の品種、左の色の濃い方が今朝収穫したぶどう
元々右の品種も一度枝変わりで選抜したオリジナル品種なのですが、ここに来てなんと2度目の変化(>_<)
この変化がしっかりと固定されこのままいくのかどうか元に戻ってしまうかどうかはこれまた、数年継続して観察していかなければなりませんが、昨年の微妙な変化に気がつけた事で今回のぶどうと出会えた事はやはりうれしいですね。
品種と呼ぶまではまだまだ先は長いですが嬉しい今朝の出来事でした。
収穫した数房はこっそり販売用のカゴに忍ばせておいたら・・・
「これ名前ないってことはそうゆうことだよねぇ、自信がなけりばならべないもんねぇ」と常連さんにお買い上げ頂きました。そっと一番目立たないところに置いていたのに見つけるなんて流石です(≧▽≦)