堆肥

放射能が堆肥に付着しないように堆肥を被っていたビニールを今朝はがして、隣の家の巨大重機で堆肥の切り返しを行いました、この作業は堆肥のなかに酸素を送り込んでやることで微生物の働きを活発にして有機物の分解を促し、良い菌をバンバン増やして完熟の堆肥を作るために大事な作業なのです。
ただ今年はビニールで覆っていたために春から今まで切り返しができなく、例年であればかなり完熟に近づいているはずの堆肥も、今年は菌の働きの鈍く完成に半年以上余計におかなければならなそうです。
(堆肥につきましても春友ぶどう園では使用前に放射能の検査を実施して問題に無い場合のみ畑に使用します。)
「まったくとんでもないことをしてくれたもんだ、おこってしまったからには農家は消費者の何倍も何倍も放射能に臆病になって、心配して心配してとにかく調べて調べてそれが取り越し苦労ならそれはよいことなのだから…」
春友ぶどう園 武藤聡

堆肥

50トンの堆肥 家畜糞は一切使用しておりません!!

2011-09-07 | 土の話, 春友ぶどう園日記